角型ジャー
-アネロパックシリーズ-
角型ジャーの特長
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特長①
マイクロプレートや角1号シャーレでの培養ができます。
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特長②
インキュベーター内でジャー同士の積み重ねが可能です。
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特長③
薄型は検体輸送や培地を観察しながらの培養に便利です。
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特長④
タテ置きにすると試験管での培養にも使えます。
角型ジャーについて
角型ジャーには間仕切で仕切られた2つのポケット(A/B)があります。
それぞれのポケットは以下のようにお使いいただくと便利です。
Aについて
こちらに剤を入れる
Bについて
- 嫌気培養の際に嫌気指示薬を入れる。
- 微好気培養の際に高湿にする場合は、水を20ml程度入れる。水は直接入れるか、脱脂綿、濾紙などに含浸させる。
<使い方のヒント集>
- 角型ジャー標準型をタテ置きすると、試験管の培養が行えます。
専用の試験管タテも取り扱っております。 - 角型ジャー標準型をタテ置きすると、φ90mmシャーレが13枚入ります。
- 微好気培養を行う際は、脱脂綿やロ紙に少量の水を含ませてジャーの中に入れるか、ジャーの間仕切に少量の水を入れておくと湿潤な環境が得られ、カンピロバクターやヘリコバクターの発育が良くなります。
(この時、ガス発生剤と水が触れないように注意してください。)
サイズ一覧表
商品種類 | 品番 | 内寸(mm) | 外寸 | 容量 | 収容能力 | 剤の使用量 |
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標準型 | A-110 | W135×L197×H95 | W160×L225×H110 | 2.5L | 丸型シャーレ:12枚 マイクロプレート:6枚 |
パック剤 1個 |
薄型 | A-111 | W135×L197×H18 | W160×L225×H30 | 500ml | 丸型シャーレ:2枚 マイクロプレート:1枚 |
パウチ剤 1個 |
大型 | A-112 | W213×L280×H112 | W245×L310×H125 | 7.0L | 丸型シャーレ:42枚 マイクロプレート:28枚 角1号シャーレ:12枚 |
パック剤 3個 |
中型 | A-119 | W170×L240×H80 | W205×L265×H94 | 3.5L | 丸型シャーレ:15枚 角1号シャーレ:4枚 |
中型用パック剤 1個 |
※アネロパック・微好気7L用は1個
ジャーの材質と耐性
フタ | トメ具 | 本体 | |
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原料 | ポリカーボネート | ポリアセタール | ポリカーボネート |
耐熱温度 | -50℃~+140℃ | -30℃~+140℃ | -50℃~140℃ |
(原料としての耐性温度です。変形・歪みの可能性があるので、50℃以上の高温培養には使用しないで下さい。)
角型ジャー使用方法
※撮影協力:株式会社ミロクメディカルラボラトリー