細胞培養用ガス濃度調節剤「アネロパックCO2(滅菌グレート品)」
製造元:三菱ガス化学株式会社
高価な装置を使うことなく、ガス濃度調整が可能となります。
炭酸ガスインキュベーターなしの細胞培養
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→ を実現するガス濃度調節剤 |
炭酸ガスボンベ不要の細胞培養
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恒温槽でできる細胞培養
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温度を変化させた細胞培養
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ガス濃度を変えた細胞培養 | |
クロスコンタミの可能性を低減した細胞培養 |
特長
- アルミ袋を開けて中の袋を専用容器に入れるだけで、容器内の炭酸ガス濃度を約5%に保持。
- 従来の恒温槽で培養するだけ。高価な混合ガスボンベや炭酸ガスインキュベーター不要。
- 容器内だけでガス雰囲気調整が可能。
- γ線照射により、微生物汚染の危険性を低減しています。
- 個別容器を使用すれば、クロスコンタミの心配がありません
用途例
- 炭酸ガス要求菌(ヘモフィルス、ナイセリア等)の培養
- 細胞の培養、観察、輸送
製品仕様
ガス濃度調整剤
商品 | アネロパックCO2(滅菌グレート品) |
---|---|
専用容器(オプション) | 標準型ジャー |
培養剤使用数 | 1袋/容器1台 |
容器内炭酸ガス濃度 | 4~8%/24時間後 |
1箱入れ目 | 20袋 |
専用容器(オプション)
分類 | サイズ(内寸・cm) | 容量 | 収容能力 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
幅 | 長さ | 高さ | ペトリディッシュ(φ35) | マイクロプレート | マルチディッシュ※ | ||
標準型 | 13.5 | 19.7 | 9.5 | 2.5L | 2×4×7=56枚 | 6枚 | 4~5枚 |
※6穴、12穴プレート等
アネロパックCO2(滅菌グレート品)によるガス濃度経時変化
アネロパックCO2(滅菌グレート品)は使用開始後、容器内の酸素を吸収して炭酸ガスを発生し、酸素濃度約15%、炭酸ガス濃度約5%の環境を作り出します。
(これは使用時の一例であり、規格値ではありません。)
使い方
使用上の注意
- 使用時、炭酸ガス以外に微量の副生成物が発生します※1。使用に際しては、事前に予備検討を行い、目的物に影響が出ないことをご確認下さい※2。
- 使用する剤と容器の組み合わせが決まっていますので、間違えないように注意して下さい。
- 本品は医療器具ではありません。使用に際しては十分な検討と留意の上でご使用下さい。
- アルミ袋を開封するとすぐに反応が始まりますので、中の袋を取り出してから容器の蓋を閉じるまでを速やかに行ってください。アネロパックCO2(滅菌グレート品)は1 分以内で作業を終了してください。
- 廃棄方法について。アルミ袋はアルミを含んだプラスチックで出来ています。各地方自治体の廃棄方法に従ってください。剤は紙を含む包材及び活性炭を含む粉末から出来ています。燃えるゴミとして処分可能です。
※1:微量のアルデヒド類、一酸化炭素等を発生します。詳細については当社または製造元までお問い合わせ下さい。
※2:本製品と専用容器の組み合わせで生成したガス環境は酸素濃度約15%、炭酸ガス濃度約5%となりますが、本製品を使用した場合の目的物の品質は保証しかねます。
●本品は改良のため、予告無しに仕様を変更させていただく場合がございますので御了承下さい。
※2:本製品と専用容器の組み合わせで生成したガス環境は酸素濃度約15%、炭酸ガス濃度約5%となりますが、本製品を使用した場合の目的物の品質は保証しかねます。
●本品は改良のため、予告無しに仕様を変更させていただく場合がございますので御了承下さい。