液相輸送培地の特長

  • ハイドラフロックで吸着、液相培地にリリースされた検体を検査することにより、病原体検出率が向上します!

    従来の半流動(ジェル)タイプの輸送培地では、輸送培地自体を検査に使う訳ではなく、培地から引き抜いた綿棒を検査に使用しますが、検体の一部は培地側に残留してしまいますし、綿棒に付いた検体も何処に残っているか分かりづらく、採取した検体を検査で捉えきれない可能性がありました。

    しかし、オプティスワブでは、ハイドラフロックに吸着した検体を液相培地にリリースし、液相培地の中に高効率に回収された検体をそのまま検査できますので、病原体の検出率が高まります。

    ハイドラフロックの特長

  • 均一な検体の懸濁液が得られ、検査の標準化につながります!

    従来の半流動(ジェル)タイプ輸送培地では、綿棒に偏在する検体を検査に使うため、綿棒の取り扱い方によって、人による差が出やすい側面がありました。液相輸送培地では、均一な検体懸濁液が得られるため、検査の標準化につながります。

  • 様々な検査方法に対応できます!

    グラム染色や培養法は勿論、PCRやイムノクロマト検査等にも使用できます。

  • 自動塗抹装置でも使用できます!

    液相培地であるため、培地への塗布が簡便に行え、定量を接種できます。従来の半流動(ジェル)タイプ輸送培地では難しかった、自動塗抹装置への対応も容易に行えます。

  • スクリューキャップ式の容器は輸送時のバイオセーフティ上も安全です!

    従来の半流動(ジェル)タイプ輸送培地のキャップはハメコミ式のものが殆どですが、液相輸送培地ではスクリューキャップを採用しています。検体を密封し、安全に輸送することができます。(WHOのガイドラインやIATAの規則では、感染性の危険物である検体を輸送する場合の1次容器はスクリューキャップ式の防漏型を使用すること、と定めています。)

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