回転式小型蒸留装置
の特長
																																													
						
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
		
			
						
			
								
環境省告示に適合 ※ 令和3年度水質分析法検討調査業務(環境省)において装置の性能は実証済み
工場排水試験方法 JIS K 0102 準拠
仕様
| 発注記号 | 品名 | 架台寸法(mm) | 電源仕様 | 価格(円/税別) | 
|---|---|---|---|---|
| SGN-1280 | 回転式小型蒸留装置 | W440×D440×H530 | AC100V/12A | オープン価格 | 
| ガラス器具をセットした場合の外寸(mm) | |
|---|---|
| 単蒸留用ガラス部一式セット | W440×D440×H680 | 
| 水蒸気蒸留用ガラス部一式セット | W440×D440×H730 | 
回転式小型蒸留装置の特長
- 
																															接地面積が小さく省スペース 一般的なドラフト内に設置することが可能です。 
 従来の大型のふっ素蒸留装置4連分と比較して、設置面積は約1/2になります。(約0.61m2→約0.3m2)
 単蒸留(シアン/アンモニア/フェノール)蒸留用装置8連分であれば幅が約1/4に!!(約1.8m→約0.45m)
- 
																															ガラス器具も小型に 最小限のパーツに抑え、洗浄しやすい構造にしました。 
 小型になったことで、器具の保管に必要なスペースも小さくなりました。
- 
																															試料量、試薬量、廃液料の削減 JIS K 0102に準拠した小型蒸留装置を用いた蒸留では試料量、試薬量がともに削減されています。 
 廃液量も必然的に減少し、ランニングコスト削減につながります。
- 
																															単蒸留と水蒸気蒸留の兼用型 各ヒーターは個別に出力調整可能です。ヒーターを共通化したことによって、8か所のヒーターを有効に使用できます。 
 これまで、大型蒸留装置でも兼用型はありましたが、単蒸留の時、水蒸気側のヒーターは不使用の状態でした。例えば、ふっ素蒸留と同時にシアン蒸留を行うこともできます。
- 
																															操作時間の短縮 本装置のヒーターはチューブを効率的に加熱します。 
 水蒸気蒸留は事前に水蒸気発生側にフラスコを加熱する必要がありません。試料側と同時に加熱をスタートすると適度なタイミングで水蒸気側が沸騰します。
 排気用ファンを取り付けており、蒸留終了後のヒーターを放熱する時間も短くなりました。
- 
																															操作部・ヒーター部が270°回転 4つある操作面、それぞれ正面からガラス器具の設置やヒーターの出力調整などの操作を行うことができます。 
 奥のガラス器具を取り外そうとして衣服をひっかけたり、やけどをする危険性が減少しました。
検証データ
標準試薬添加回収試験
- 
															シアン化合物標準濃度 
 (mg/L)回収率 
 平均(%)n数 0.08 101.2 12 0.8 103.6 12 
- 
															ふっ素化合物標準濃度 
 (mg/L)回収率 
 平均(%)n数 0.2 94.2 6 0.6 92.3 6 
- 
															アンモニウムイオン標準濃度 
 (mg/L)回収率 
 平均(%)n数 0.4 104.7 12 1.6 101.5 12 
- 
															フェノール類標準濃度 
 (mg/L)回収率 
 平均(%)n数 1.0 97.5 12 3.0 98.8 12 
脱水汚泥(wet)含有 従来型蒸留装置との比較(ふっ素化合物)
| 試料採取量 (g) | 従来型蒸留装置測定濃度 (mg/kg) | 小型蒸留装置測定濃度 (mg/kg) | 回収率(%) ※小型蒸留装置での測定濃度 /従来型蒸留装置での測定濃度 | 
|---|---|---|---|
| 0.0497 | 62310 | 63960 | 102.6 | 
| 0.0567 | 64102 | 102.9 | |
| 0.0500 | 62141 | 99.7 | 
洗煙排水(Ssdry)含有 大型蒸留装置との比較(ふっ素化合物)
| 試料採取量 (g) | 従来型蒸留装置測定濃度 (mg/kg) | 小型蒸留装置測定濃度 (mg/kg) | 回収率(%) ※小型蒸留装置での測定濃度 /従来型蒸留装置での測定濃度 | 
|---|---|---|---|
| 0.0228 | 312805 | 325632 | 104.1 | 
| 0.0245 | 325705 | 104.1 | |
| 0.0206 | 317021 | 101.3 | 
最終放流水 添加回収試験 流れ分析(CFA)法との比較(ふっ素化合物)
| 標準日濃度 (mg/L) | 流れ分析装置測定濃度 (mg/L) | 小型蒸留装置測定濃度 (mg/L) | 回収率(%) ※小型蒸留装置での測定濃度 /流れ分析装置での測定濃度 | 
|---|---|---|---|
| 1 | 1.99 | 2.00 | 100.5 | 
| 2.05 | 103.3 | ||
| 2.03 | 102.4 | 
※小型蒸留前処理‐イオンクロマトグラフ法にて測定
お客様の声
- 
																															 設置スペースが小さくなりました 装置がコンパクトなので、検査室のスペースが有効に活用できます。 
 シアンの含有試験も行うことができました。検査項目:シアン ご担当者様 
- 
																															 洗浄時間が短くなりました。 ガラス器具がコンパクトになり、洗いやすいです。活性汚泥中のふっ素についても蒸留を行うことができました。(試料の粉砕が必要です。) 検査項目:ふっ素化合物 ご担当者様 
- 
																															 複数の項目を同時に出来るので助かる 1台で複数の項目を同時に出来るので、複数の項目を数検体ずつ蒸留できるので助かります。 
 硝酸・亜硝酸イオンの分析にてデバルタ合金を使用する蒸留を行うことができました。検査項目:窒素 ご担当者様 
- 
																															 使いやすく。カンタンです。 従来型の蒸留装置と操作に大きな違いがなく、使いやすいです。 
 蒸留前の試薬の添加が簡単になりました。検査項目:全般 ご担当者様 
デモ機貸出し実施中です!
小型蒸留装置の導入を検討されているお客様にはデモ機をご使用いただいております。
実際に蒸留を行い、装置やガラス器具の操作性、実試料を用いての回収率をご確認ください。
 
							 
									 
									 
									 
									 
							 
							 
							



