炭酸ガス培養-アネロパックシリーズ-
炭酸ガス要求菌とは、発育に一定の炭酸ガスを必要とする、または培養環境中に5~10%程度の炭酸ガスが存在した方が旺盛に発育する菌のことです。炭酸ガス要求菌を培養するには、培養環境中の炭酸ガス濃度を上げる必要があります。
アネロパックなら、水・触媒や、高価な装置を使用せずに、炭酸ガス濃度5%前後の環境を作り出すことができ、炭酸ガス培養を手軽に行なうことができます。
アネロパック・CO2
〈炭酸ガス要求菌について〉
- Neisseria〈淋菌・髄膜炎菌)やHaemophilus(インフルエンザ菌)など一部の細菌は、好気的にも発育しますが、環境に5~10%程度の炭酸ガスが存在するとより旺盛に発育します。また、発育に一定の炭酸ガスを必要とする細菌もあります。(Brucella属など)。
- 培養ガス濃度:炭酸ガス=5~10%前後
- 代表的炭酸ガス要求菌
Neisseria 属
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Neisseria gonorrhoese〈淋菌) Neisseria meningitidis(髄膜炎菌) |
Haemophilus 属 | Haemophilus influenzae(インフルエンザ菌) |
Brucella属 |
剤と容器の対応表
剤と容器の対応表はこちら (2022-01-05 ・ 261KB) |
価格表
価格表・JANコード (81KB) |
イメージ
アネロパック使用方法
価格表
商品名 | 商品番号 | 商品構成内容 | 価格(円/税別) |
アネロパック・CO2 | A-61 | 剤×20個 | 4,200 |
アネロパック・CO2 | A-62 | 剤×40個 | 8,000 |
アネロパウチ・CO2 | A-63 | 剤×20個 | 3,800 |
Wチャックパウチシステム・CO2 | A-19 | Wチャック袋×20袋 剤×20個 |
6,000 |
剤─容器(ジャー/パウチ)対応表
剤の種類 | 対応する容器 (ジャー/パウチ)種類 |
剤使用個数 | 使用するクリップ | 収納シャーレ枚数 (Φ90mm) |
アネロパック・CO2 | 角型ジャー標準2.5L(A-110) | 1個 | --- | 10~12枚 |
角型ジャー大型7.0L(A-112) | 3個 | --- | 36~42枚 | |
アネロパウチ・CO2
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角型ジャー薄型420ml(A-111) | 1個 | --- | 2枚 |
Wチャック付きパウチ袋(A-65) | 1個 | --- | 2枚 | |
パウチ袋(A-58) | 1個 | A-72 | 2枚 | |
※アネロパウチ・CO2とパウチ袋の組み合わせで使用する場合は、必ずシャーレを2枚入れて下さい
(1枚だけ培養する場合でも、空のシャーレをもう1枚入れて下さい)。
(1枚だけ培養する場合でも、空のシャーレをもう1枚入れて下さい)。