フリームービング装置

手順 操作方法
1 ラットを手術し、静脈や胆管等に試料採取用のカニューラチューブを挿入・結紮して、体外へ導出するバイパスを設けます。
通常、術後およそ5日の回復期間を与えたものを実験用の<カニューラ・ラット>(以下<ラット>と表記)とします。
2 <ラット>に麻酔をかけます。
3 ケージ側面に固定した取り付け台座(5)に、バランス調整器具(4)およびバランスアーム(3)をセットします。
4 フリームービングワイヤーセット(1)の装着リングをカニューラシーベル(2)の下凸部に固定し、次に、カニューラシーベルの上凸部をバランスアームの装着リングに固定します。
この時、バランス調整器具のバネの強弱、および重り(6)を前後に移動させ、バランスアームの傾き加減(バランスアームが水平になり、首輪がケージの底に着く程度)を調整します。
5 <ラット>の頸部に、手順4 で調整したフリームービングワイヤーセット(1)の首輪を取り付け、外れないように過不足なく絞り込んで固定します。
6 <ラット>の頸背部から導出したバイパスに、コネクタチューブの一端を接続・配管し、さらに、もう一方の端を(フリームービングワイヤーセットの装着リングの内側を通して)カニューラシーベルの下部流路に接続・配管します。
この時、コネクタチューブは、たるまない程度の長さに切断し、配管終了後フリームービングワイヤーセットに添わせ、糸、もしくは粘着テープで固定します。
7 カニューラシーベルの上部流路にチューブを接続・配管し、さらに外部の機器(インフュージョンポンプ等)へ接続・配管します。
8 <ラット>が麻酔から醒めるのを待って、実験を開始します。
  • 動物を可能な限り無拘束に
    カニューラシーベルとのドッキングによって、ラットへの拘束を可能な限り少なくし、ストレスを与えず、通常に近い生理条件下で長時間実験を行うことができます。
     
  • 動物の素早い動きに対応
    独自機構のバランスアームの自在回転部とフリームービングワイヤーセットが、動物の素早い動きに敏速に対応します。
     
  • 微妙なバランスをコントロール
    バランス調整機構により、バランスアームに装着されたシーベルは、つねにベストポジションにコントロールされます。
(注): 上図に示すとおり、フリームービングワイヤーセット[1]の上端には<装着リング>が、下端には<首輪>が付いて一体化しています。ワイヤーの長さは、2 種類あります。実験目的に合わせてご選択ください。
 
● FM1121(一般実験用)--- 170mm
● FM1122(脳マイクロダイアリシス実験用)---250mm
 
※動物実験以外の目的には使用しないでください。

実験目的

  • FM1121: 採血、持続点滴投与、輸液、胆汁採取、血圧測定
  • FM1122:脳マイクロダイアリシス
 
 

フリームービング装置

発注記号 種別 仕様 価格(円/税別)
FM-1121 TFM-170型 首輪付ワイヤー 170mm
71,200
FM-1122 TFM-250型 首輪付ワイヤー 250mm
71,200
FM-1123 TFM-170PC型 首輪付ワイヤー 170mm, プロテクトコイル(170用)
83,600
FM-1124 TFM-250PC型 首輪付ワイヤー 250mm, プロテクトコイル(250用)
83,600
※カニューラシーベルは別売りになります。
 

<フリームービング装置用パーツ>

発注記号 品 名 種別 価格(円/税別)
FM-1134 バランスアーム
13,000
FM-1135 バランス調整器具
33,000
FM-1136 取り付け台座
12,000
FM-1151 フリームービング・ワイヤーセット170
13,200
FM-1152 フリームービング・ワイヤーセット250
13,200
FM-1153 フリームービング・ワイヤーセット170PC ①+⑥
25,600
FM-1154 フリームービング・ワイヤーセット250PC ①+⑥
25,600
FM-1155 プロテクトコイル(170用)
12,400
FM-115501 プロテクトコイル(250用) 12,400