Moraxella catarrhalisの簡易・迅速な鑑別用試薬

  • グラム染色像や集落の性状(触ると培地上を滑る)などからMoraxella catarrhalisが推定される場合に、同定キットや自動同定機器のパネルを使用せずに、簡便、迅速、安価に確認試験を実施できます。
  • 他の同定方法(質量分析や同定キット)による判定結果の確認試験としても使用できます。

使い方

ブチレート・ディスク|使い方1

1.ディスクをスライドガラスあるいはシャーレなどの上に置き、滅菌水を一滴落として湿らせます。

ブチレート・ディスク|使い方2

2.試験の対象となる集落を釣菌します。

ブチレート・ディスク|使い方3

3.釣菌した集落を湿らせたディスクに接種します。

4.5~15分待ちます。

5.青色を呈したら、陽性です。

商品概要

Moraxella catarrhalisは肺炎や気管支炎,急性中耳炎などの呼吸器・耳鼻科領域感染症の起因菌として重要な位置を占めています。本菌は口腔内に常在するNeisseria spp.と同じグラム染色像を呈し、生化学的にも共通する特徴を持っているため鑑別試験を行うことが重要です。

Moraxella catarrhalisは集落を触ると培地上を滑る特徴(“hockey puck” test 陽性)があります。さらに、本菌はブロモ-クロロ-インドリル ブチレートを加水分解する酵素を有するため,ブチレートディスクを使用すると、この基質を分解して青色を呈するので、簡便かつ迅速にMoraxella catarrhalisの鑑別を行うことができます。一方、Neisseria spp.はこの基質を加水分解しないため、色の変化は観察されません。
CLSIのガイドライン(M35-A2)においてもMoraxella catarrhalisの正確な同定のために、ブチレート試験陽性の確認を推奨しています。(下記参照)

保存

きつく締めたボトルに入れて、0℃以下の暗所で保存して下さい。

●参考:CLSI-M35-A2「細菌および酵母の簡易的な同定方法;ガイドライン(第2版)」抜粋

微生物名
推定的同定のための特徴・性状
確定同定のための追加試験
Moraxella catarrhalis
1.グラム陰性双球菌
2.オキシダーゼ陽性
3.カタラーゼ陽性
4.血液寒天培地上の非溶血性コロニーで、押すとそのままの形で培地上を滑る
(”hockey puck”test陽性)
1.ブチレート試験陽性
または、
2.インドキシルアセテート試験陽性
品番
入り数
価格(税抜き)
SDL398-9131
50枚
15,000円

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