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Aerocore VIPについてカタログPDF

Aerocore VIP(Vacuum Insulation Panels=真空断熱材)は、その優れた断熱性能により、従来の発泡やポリウレタン製の断熱材に比べ、使用する蓄冷剤/蓄熱材、PCM(Phase Change Material=温度調節用相変化物質)の量を大幅に減らすことができます。その結果、パッケージングの総重量を軽量化し、総面積を小さくすることが可能になりました。中に入れるモノの形状、大きさに合わせて、容積重量が最小になるよう、カスタム・メードにも対応します。

Aerocore は、炭素系の低密度なマイクロセル状素材(LDMM)でできています。モノリシック(つなぎ目のない、一枚岩的)な構造をしており、非常に堅牢です。そのAerocoreを芯材とするAerocore VIPは15年以上の継続使用に耐えられるように設計されており、丈夫で長寿命な断熱材です。実際、アメリカでは2004 年からリユースを続けているお客様もおられます。

Aerocoreは有機系・炭素ベースの生物分解性素材です。埋め立て可能な一般ゴミとして廃棄できます。また、製造工程での投入エネルギーも小さく、環境に優しい素材です。
勿論、蓄冷剤/蓄熱材やPCM の量を減らせる点(冷却エネルギー削減)、繰り返し使用可能な点も、環境に優しい要素として数えることができます。

Aerocore 真空断熱材の素材特性
熱伝導率(1Torr 以下)0.0042W/mK~0.0019W/mK
密度0.15 ~ 0.2g/cc
パネル・サイズ500×610 ㎜
パネル厚さ12.7 ㎜または25.4 ㎜
許容誤差(TOLERANCE)±2㎜以下
圧縮強度(ASTM D1621)340kPa
圧縮弾性率(ASTM D1621)5900kPa

コールドチェーンのコスト削減に貢献します

蓄冷剤で一杯の重たくて大きなボックスの輸送費にお金をかけなくても、Aerocore の非常に優れた断熱性能により、軽くて小さなボックスで、より長時間の温度管理輸送を行うことができます。断熱材や蓄冷剤の容量が小さくできると、より多くの荷物をボックスに詰め込むことができます。
例えば、ポリウレタン製のボックスに比べ、毎回の輸送コストを71%削減できたという実績データがあります。
以下のチャートは、あるバイオ医薬品メーカー様が、従来型のポリウレタン製ボックスからAerocore 製ボックスに切り替えることにより達成したコスト削減について示したものです。

従来の断熱ボックスAerocoreVIPボックスコスト削減
断熱材製品ポリウレタンAerocoreVIP
ボックス容量48.8L 26.7L 容量を45%削減
製品収納数量25収納量を150%増大
ドライアイス使用量9,071g 3,992g ドライアイスを56%削減
輸送費用$145.00$106.00費用を27%削減
製品1 個当り輸送費用$72.50 $21.20 製品1個当り費用を71%削減

優れた温度保持性能

右のグラフは、Aerocore VIP ボックスと、従来型のポリスチレン製及びポリウレタン製のボックスの温度保持性能を比較したものです。Aerocore VIPボックスは他の2 つのボックスに比べ、2~8℃の温度帯を約3 倍の時間保持することができました。

エアロゲルとは何か?

エアロゲルは、液体成分がガスに置き換えられたゲルから作られた低密度の発泡材であり、先進的な断熱素材の一種です。
AMERICAN AEROGEL 社のAerocore は商業的に入手可能な唯一の有機系エアロゲルであり、真空断熱材の芯材に求められる以下の特性を持っています。

「低密度」
固体熱伝導を抑制
「小さな気孔サイズ」
気体熱伝導を極小に抑制
「高い不透明性」
輻射による熱伝導を抑制
「堅固」
真空引きしても形状を変わらずに維持

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